壁紙の「塗り替え」なんて、ほとんどの人が聞いたことがなかった時代。まずは、目で見て触って、理解してもらうことからということで、たくさんサンプルをつくりました。もちろん、名刺も、販促用のサンプルも。不動産屋さんや飲食店・店舗、福祉施設など、とにかく無我夢中で飛び込み営業をしていました。
ポスティングチラシの反響は、1万枚に1件程度。こんなに少ないなんて…。チラシを見たお母さんから、高校生の息子さんの部屋の壁紙を塗り替えてほしいと依頼がありました。
各家庭にチラシのポスティングを行っていますが、残念ながら1万枚に1件程度の反響しかありません。無駄かもしれないと思いつつ、それでもやらないと始まらないと気を取り直し、頑張っています。
高校生の息子さんを持つお母さんから、見積もり依頼の問い合わせがありました。息子さんがYouTubeを始めたそうで、壁紙をきれいにしてほしいと言われたそうです。張り替えるのは高いので、何かいい方法はないかと探していたところ、「塗り替え」のチラシを見たそうです。
見積もりは息子さんに内緒なので、部屋には入らないで、外から部屋を見て概算で見積もりを出してほしいと言われました。勝手に部屋に入られるのを息子さんが嫌がるのでしょう。
施工の際も、プライバシー保護のため、写真撮影はできませんでした。「これで息子が喜ぶ。」と言ったお母さんの顔が印象的でした。
千葉県船橋市(2015年9月)